宇宙航空研究開発機構

センチネルアジア実験(緊急観測画像の伝送)

実験実施日

平成26年12月11日

実施機関

JAXA

実施場所

JAXA筑波宇宙センター
ADVANCED SCIENCE AND TECHNOLOGY INSTITUTE(ASTI) フィリピン

実施概要

 JAXAは、「センチネル・アジア」における活動の一環として地球観測衛星の画像の提供を行っています。「センチネル・アジア」は宇宙技術、特にリモートセンシング技術をアジア太平洋地域の災害管理に活用する活動です。
 この「センチネル・アジア」の活動の一環として、JAXAは「きずな」を利用した緊急伝送を実施しています。通常、参加機関への画像提供は地上回線を利用して行っていますが、地域によっては地上回線の帯域が狭いので伝送できるデータ量に限りがあります。そのため、月に4日は「きずな」回線を利用して各機関への伝送を行っています。

 平成26年12月11日に実施された「きずな」での伝送では、台風22号の通過後のフィリピンの状況を観測した「だいち2号(ALOS-2)」の緊急観測画像をフィリピンのADVANCED SCIENCE AND TECHNOLOGY INSTITUTE(ASTI)へ伝送しました。その画像は、フィリピンにて被災情報の把握に利用されました。

※緊急観測:大規模災害の発生等により緊急で計画された観測



ASTI きずな地球局

実施結果

 「だいち2号」の観測画像データは、地上ネットワークにて筑波宇宙センターに設置されているセンチネルアジア用サーバに保存され、「きずな」通信の確立後、ASTIのセンチネルアジア用サーバへ「きずな」経由で伝送されました。その画像は、フィリピンにて被災情報の把握に利用されました。