宇宙航空研究開発機構

高知県総合防災訓練

実験実施日

平成26年6月1日

実験機関

高知県、JAXA

実験場所

物部川右岸 高知県南国市内
高知県庁 高知県高知市丸ノ内
筑波宇宙センター ※インターネットゲートウェイ局

実験概要

 JAXAおよび高知県は、高知県が実施する平成26年度 高知県総合防災訓練において、「きずな」を活用した総合防災情報システムおよびハイビジョンテレビ会議にて、迅速かつ効率的な災害情報の共有を目的とした通信訓練を実施しました。
 通信訓練は物部川右岸の現地対策本部と高知県庁の作戦室をハイビジョンテレビ会議で接続し、災害情報の共有や拠点間連絡を行いました。

※ 災害時に市町村などからの被害状況の情報を集めて共有することを目的に高知県が整備したシステム



物部川右岸:可搬型VSAT

高知県庁:可搬型VSAT
実験結果

◆「きずな」を活用した総合防災情報システムによる情報共有
 現地対策本部において、「きずな」を活用して総合防災情報システムによる災害情報の共有を行いました。「きずな」の広帯域かつ高速な通信回線により、高知県の担当者からは「総合防災情報システムもレスポンスが良く、ストレスを感じることなく操作することができた」とコメントを頂きました。

総合防災情報システムとの接続


 総合防災情報システムは公共機関の災害情報や災害データベースの閲覧、画像や映像を添付した災害情報の地図上への登録や路上カメラやヘリ搭載カメラ等のライブ映像の閲覧等、いずれの機能も地上回線と同様な感覚で利用できました。
 「きずな」を用いることにより、災害時であっても通常利用しているシステムや映像閲覧などの容量の大きいデータのやり取りも地上回線と同等に利用可能となります。


◆「きずな」を活用したハイビジョンテレビ会議による情報共有
 現地対策本部と高知県庁の作戦室を「きずな」回線で接続し、ハイビジョンテレビ会議による情報共有を行いました。
 高知県の担当者からは「映像、音声ともにクリアであり、災害支援ツールとして有効である」とのコメントを頂き、「きずな」回線を使用したハイビジョンテレビ会議が災害情報の共有に有効であることを確認しました。


現地対策本部

高知県庁作戦室

「きずな」を用いることにより、ハイビジョンでの情報共有が可能となり、紙に印刷された地図やホワイトボードの文字が鮮明に見えるため、より詳細な情報共有を行うことができます。