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基本実験

簡易情報伝送端末の開発と実証実験について

簡易情報伝送端末の開発

簡易情報伝送端末

JAXAは、平成20年度までの超小型端末を用いた実証実験で得られた知見から、端末からのデータ自動送信に特化した簡易情報伝送端末を平成21年度に開発しました。

簡易情報伝送端末は、超小型端末の衛星通信機部分に、PDA型の本体部の代わりに制御基板を組み合わせ、内蔵GPSの位置情報または入力されたデータを、基地局側からのコントロールに従って自動送信するものです。これにより、端末側の無人運転を可能とし、超小型端末の省電力性・運用の容易性を生かした利用シーンの拡大を実現します。

 

簡易情報伝送端末の実証実験

簡易情報伝送端末を用いた利用拡大の実証実験を平成21年度に実施しました。これにより、従来の低軌道周回衛星を用いた小型端末による比較的低速な衛星通信サービスに対して、より小型の本端末でも通信の連続性・確実性で上回ることを実証しました。

車両位置情報伝送実験

(株)アルモニコスとのオープンラボ共同研究「人工衛星を利用した車両走行情報の収集及び分析に関する研究」における車両位置情報の収集手段として簡易情報伝送端末を提供し、自己位置送信機能により搭載車両の位置情報を連続的にきく8号経由で収集できることを実証しました。

車両に搭載した簡易情報伝送端末  きく8号経由で収集した車両位置情報の例
海洋での船舶位置情報伝送実験

(独)海洋研究開発機構の協力を得て実施した超小型端末の平成21年度海洋アプリケーション実験と並行して簡易情報伝送端末も船舶上で運用し、関東から九州にかけて移動する船舶の位置情報を、連続的にきく8号経由で収集できることを実証しました。

(独)海洋研究開発機構「なつしま」  きく8号経由で収集した船舶位置情報の例
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